伝統中医学鍼灸 伴はり灸院

糖尿病


糖尿病については膵臓の働きを知っておく必要があります。
@外分泌:消化酵素の膵液を分泌する。
A内分泌:ランゲルハンス細胞がインスリンを分泌して血糖を調節する。

糖質は各組織や細胞で使用される他、筋肉や肝臓に運ばれてグリコーゲンとして貯蔵されます。血液中の糖分が少なくなるとここから運ばれ常に濃度を保ちます。
血糖値が160〜180dlで尿糖が陽性になります。

昔は太った高貴な人がかかる病気といわれましたが、現代は飽食の時代で身近な疾患です。糖質のコントロールにはまずは食事制限、ウオーキングなどの運動をこころがけましょう。

中医学では糖尿病は消渇といわれ、上・中・下に分けて考えます。
主症状は、多飲・多食・多尿、痩せ、疲れやすい、尿が泡立つ。
上消=肺 多飲が主。肺の熱を鎮め潤し渇きを止める治療をします。
中消=胃 多食が主。胃の熱をとることで過食を抑えます。
下消え=腎 多尿が主。 腎と膀胱のはたらきをよくする治療をします。


排尿障害(尿漏れ) 高血圧