伝統中医学鍼灸 伴はり灸院

自分の月経について
知っておきましょう。

一般的に周期は27〜35日くらいで日数は3〜7日。
経血量は一回につき、60〜120mlで、色はやや暗い赤色。
一般的に初日と4日め以降は量が少なくなる。
初潮を迎えたころの量はやや少なく、徐々に正常になり40代以降は減少する。

月経血は妊娠しなかったために剥がれおちた子宮内膜が排出されるため普通の血液よりは濃くドロッとしているが、粘りや塊がまじっているのは、東洋医学ではオ血といい血液の流れが滞りがちで古い血がたまりやすい。
逆にさらさらしている月経血は冷え症で血が少なく体が虚している。

1ケ月に体重の1割減のダイエットは月経が止まることがあり、大変危険です。

帯下(おりもの)について

まず、正常なおりものとして、排卵日が近づくと牽糸性という卵の白身のような透明で粘りの強いおりものがあります。
排卵期のおりものはだいたい月経持続日数と同じくらいであれば卵胞の発育や排卵には問題がありません。

東洋医学では痰湿といって体の水はけがわるく熱を体内にもっていると黄色いおりものがみられ、体が冷えていると水っぽいおりものがみられます。
おりものも体のバロメーターとなるので、見過ごさず改善することで婦人科疾患の予防になります。


基礎体温について