伝統中医学鍼灸 伴はり灸院

三叉神経痛

 中医学では「面痛風」といい、原因としては風寒の邪が陽明の経絡に侵入する、あるいは風熱の邪により顔面部の気血が塞がり通じなくなることによりおこるといわれます。
発作は数十秒から数分間続き、食事や睡眠が困難となります。

中国の文献では88%の有効率といいます。
私的には週2回の治療で2ケ月でかなり改善すると実感しています。

痛みの部位によりツボをとり、鍼はひびきを十分に得ることが大切です。
お灸も併用します。
三叉神経の1・2・3枝によりつかうツボがちがいます。
多くは第2・3枝に痛みがあらわれ、三叉神経の出口である「下関」を主穴として、その流れに沿ったツボをえらびます。


顔面神経麻痺 排尿障害(尿漏れ)